日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」を使い始めて数ヶ月ですが、
月額1,390円で20GBのデータ通信に加え、70分までの通話が含まれているのは本当にお得です。
平日昼間の速度が少し遅く感じることや、一部の地下鉄で繋がりにくい状況はありますが、普段の生活ではほとんど問題ありません。ネット検索や動画視聴も快適です。
コスパを重視するなら、これ以上のプランはなかなかないと思いますので日本通信SIMの魅力についてご案内します。
乗り換えの注意点
初期手数料がかかります
日本通信SIMに契約をすると、初期手数料として3,300円がかかります。
でも、Amazonや楽天市場で売っているスターターパックを利用すると、
初期費用を定額よりも安く抑えられます。
通信速度は時間帯によって変わる
日本通信SIMはドコモの回線を利用していますので、普段は安定した通信が可能です。
でも、平日の正午12時台や18時前後は速度が低下する報告があります。
この時間帯は特にYouTubeの観覧でも画質が360pになりやすく、動画やゲームの利用には注意が必要です。
手続きはWeb上でやります
日本通信SIMは店舗のサポートがあまりありません。
そのため、契約の手続きや問題の解決は、Web上ですることが多いです。
この点は店舗で直接話したい人にとっては注意点です。
料金は使い始めた日が基準
日本通信SIMでは、料金が日割り計算されません。
サービスを開始した日が料金のスタート日となり、そこから1カ月ごとに計算されます。
サービス開始日 | 料金が発生する期間 |
---|---|
1日 | 1日から翌月1日前まで |
20日 | 20日から翌月19日まで |
例えば、20日にサービスを開始した場合、20日から翌月19日までが1カ月分の料金になります。
月の途中で切り替えても損はしないので安心です。
サービス開始日をうまく選ぼう
今の携帯会社が日割り計算をしていない場合、切り替えのタイミングによっては1カ月分の料金が余計にかかることがあります。そのため、以下のポイントに気をつけましょう。
- 今の携帯会社の請求締め日を確認する
- 締め日の少し前に切り替えを行う
日本通信SIMへの切り替え日が、今の携帯会社の解約日になります。SIMカードが手元に届いているので、通信が止まる期間はほとんど発生しません。
必要なものを準備しよう
スムーズに切り替えるために、以下のものを事前に用意しましょう。
必要なもの | 説明 |
MNP予約番号 | 他社から乗り換える際に必要です |
本人確認書類 | 運転免許証やマイナンバーカード |
クレジットカード | 自分名義のカードが必要です |
メールアドレス | 申し込み時に登録が必要です |
MNPワンストップ方式の場合、MNP予約番号を取得する手間が省けます。
お使いの携帯会社がワンストップに対応していない場合は、事前にMNP予約番号を取得しましょう。
MNP切り替えは余裕をもって
MNPの手続きは、MNP予約番号の有効期限が残っている間に行う必要があります。
- 切り替え希望日の10日前を目安にMNP予約番号を取得する
- 取得後はすぐに申し込みを行う
- 早めの準備で余裕を持つ
MNP手続きが遅れると、希望する日程での切り替えができない可能性もあるため、注意が必要です。
切り替え時のポイント
日本通信SIMでは、SIMカードが届いた状態で切り替えを行うため、
通信が止まる時間はほとんどありません。
- 切り替え完了日が今の携帯会社の解約日になる
- 通信が止まる時間は最小限に抑えられる
申し込みは余裕をもって早めに済ませておくと、切り替え作業がスムーズです。
料金・プランの詳細
プラン名 | 月額基本料 | データ量 | 無料通話 | 追加できる通話定額オプション | 追加データ | おすすめの方 |
---|---|---|---|---|---|---|
合理的シンプル290プラン | 290円 | 1GB | なし | ・通話5分かけ放題(+390円) | 1GBあたり220円 | データ使用量が少なく、コストを抑えたい人に最適です。 |
合理的みんなのプラン | 1,390円 | 20GB | 通話5分かけ放題 または、ひと月70分まで |
通話かけ放題(+1,600円) | 1GBあたり220円 | バランスの取れたプランを求める人におすすめです。 |
合理的50GBプラン | 2,178円 | 50GB | 通話5分かけ放題 または、ひと月70分まで |
通話かけ放題(+1,200円) | 1GBあたり220円 | データ使用量が多い人に最適です。 |
通信速度の比較
日本通信SIMの通信速度は、主要な格安SIMと比べて比較的高いすいています。
下記の表は、各企業の平均ダウンロード速度をまとめたものです。
事業者名 | 平均ダウンロード速度 |
---|---|
ワイモバイル | 71.18Mbps |
ahamo | 87.42Mbps |
UQモバイル | 80.91Mbps |
povo2.0 | 83.84Mbps |
LINEMO | 85.53Mbps |
IIJmio | 40.45Mbps |
mineo | 41.41Mbps |
日本通信SIM | 66.43Mbps |
この表からもわかるように、日本通信SIMの平均速度は66.43Mbpsで、IIJmioやmineoと比べると高い位置にあります。
しかし、ahamoやLINEMOなどの大手サブブランドと比べるとやや遅い状況です。
時間帯による通信速度の変動
日本通信SIMは普段の通信速度には問題ありませんが、一部の時間帯には注意が必要です。
- 平日12時台:速度が大きく低下し、動画再生などで遅れを感じやすいです。
- 平日18時前後:YouTubeなどの動画再生の速度が制限され、360pの画質で観るのがやっとという状況もあります。
ユーザーの声
ユーザーからの口コミでは、料金の安さや手続きの簡便さが高く評価されています。
例えば、「データ通信20GB・通話無料70分付きで手続きが簡単、縛りも無い。
ドコモ回線だけどドコモのahamoより1,000円も安い。」といった声があります。
一方で、これに関しては実際に体感しておりますが、通信速度に関しては、
「平日昼12時台に速度がかなり遅くなり、スマホの使い勝手が悪くなる。」との指摘もあります。
まとめ
日本通信SIMは、他の主要な格安SIMと比べても十分な通信速度を持っており、コスパに優れています。
しかし、一部の時間帯では通信速度が低下する為、その時間帯に高速通信が必要な人は、大手サブブランドもご検討ください。